内田聖良
UCHIDA Seira

ポスト・インターネット時代のベンダー。既存のショッピングサイトなど、インターネットが当たり前になった時代のレディメイドを支持体として扱う。東北に移り住んだことにより、人の欲求と文化の結びつきに興味を持ち、その現代的なあり方について研究・制作している。現代の民話のあり方を探る《バーチャル浜》、書き込み等がついた古書を、読者が製作した「一点物の価値ある本」と再定義し流通させる《余白書店》運営。

Uchida is a conceptual performance artist and researcher who calls herself a “Circuit Bender” for the post-Internet era. She uses existing systems such as Amazon and YouTube in an approach that transforms the order of these circuits and questions the values and given usages that permeate our daily lives.
Since 2016, she has moved to Tohoku area where has been plenty of Japanese traditional and ancient culture.

Before_depilation girl だつもうまえの女の子


She performs in everyday environments or services. For instance, in her work she has asked a cleaning service to draw a square on a dirty floor by washing, and has bought books labeled “Bad” on Amazon and re-sold them with the label “Collectible - Good”. As a result, she exhibits evidence of her performance, meaning evidence that she had asked for cleaning or that she had re-sold something, etc. Sometimes you can see her works online. She compares her work to circuit bending. Circuit bending is a weird way of electronic engineering. In this way, circuit benders customize electronic devices into musical or visual devices by connecting incorrect circuit locations.
She is concerned about things she cannot control. Sometimes this is the sense of discrimination in her mind, sometimes this is other people. Her work often relates to the concept of Japanese “ie” (家). Ie means “house”, “home”, “family”, even “company”. Like ie, big systems made by big organizations are also things she cannot control. She performs in the system as a user by bending the rules, and tries to live together with what she cannot control. Recently she refers to traditional culture created by ordinary people. This is because she thinks it has essential functions connected to human desires.
Her recent project is about folktales. She researches techniques and structures of folktales as ways sharing emotions through fictions. And by applying them to the modern lifestyle and technological environment, she seeks to create a modern-day folktale-like expression.

 私は人々が日常的に使用する環境やサービスの中で、パフォーマンスをする。例えば、床に四角形の矩形を描くために掃除サービスを依頼したり、Amazonで「悪い」とラベリングされているものを買い集めて、「コレクションー良い」ラベルを付け直して販売し直したり。私は自分のパフォーマンスをサーキットベンディングに例える。サーキットベンディングとは、電子工作のとても変わったやり方のひとつで、すでに設計された電子回路をわざとショートさせたり、繋がれていなかった回路をつなげて、ある回路を別のものに作り変えてしまう手法だ(多くはそれは楽器になる)。この方法の良いところは、電子工作の知識がなくても、一つ一つ試しながら専門家たちの作り上げた回路に介入できるところである。私はこのベンディングの手法を電子工作ではなく、日常生活の中で行う。そうすることで、様々な専門家や大資本によって作り上げられた規制を自分たちの都合の良いものに捉え直す。しばしばその行為と記録が作品となる。
私は、コントロールできないものについて関心を持っている。たとえば、自分の中にある差別的な感情だったり、他者だったりする。私は日本生まれであるが、日本は夫婦別姓が認められないなど家族や家について独特の厳しい価値観が支配的であり、そうした大きな価値観、大きな仕組みもコントロールできないもののひとつである。そうした大きな価値観や自分の折り合いの付け方が、私の作品制作の動機にある。そうした折り合いの付け方のヒントとして、市井の人々が生み出してきた文化を参照している。なぜならそれらは人々の根源的な欲望や切実な感情と結びついた機能をもつと考えるからだ。それらを、ただ伝統的な形式で守るべきものとして見るだけではなく、それらが果たしていた機能や役割に着目する。私の最新のプロジェクトは、民話の感情を共有する機能に着目し、現代の生活様式や技術環境にその機能を落とし込み、インターネット以後の身体から生まれる民話的表現を作る試みである。







yodare for peace
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
yodare for peaceクリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 4.0 国際 ライセンスの下で提供されています。.

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過去 ARCHIVE


ntticc2022
多層世界とリアリティのよりどころ Viewpoints of Reality in the Multi-layered World
会期:2022.12.17(土)—2023.3.5(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]  ギャラリーA ,ハイパーICC 
Venue: NTT InterCommunication Center [ICC] Gallery A, Hyper ICC


VOCA展2023 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─ The Vision of Contemporary Art 2023
上野の森美術館 The Ueno Royal Museum
会期 2023.3.16(木) 〜 3.30(木) 会期中無休

また、「AC2」にも、レジデンスで行った個展「バーチャル供養講」のレビューが掲載されています。書き手は奥脇嵩大(青森県立美術館 学芸員)さん。あのホラー映画が引用されていて、びっくり。面白いレビューになっていると思うので、読んでみてください。
下記URLから、DL可。https://t.co/w32GNxrd3O

— せ (@seee_r) June 16, 2022

Virtual Offering Tour バーチャル奉納ツアーを開催します




ACAC_VMA
開催中!!now!!ACAC特別仕様のお堂をご覧いただけます。
200years
1F「生活」エリアに参加!! I'm participated!!


liminal space
I was participating in 2021!!


YohakuWS202103
3月13日に、千葉市美術館で「図書室で新たな出会いを生む「余白しおり」をつくろう」ワークショップを開催


火曜日までradikoでアーカイブお聞きいただけます。とくに最後の一冊は奥の深〜い余白本でした! あのシミにそんなまさか…😱
ぜひぜひ📻 2020/11/04/水 14:00- https://t.co/ZQlLwmk4MD

余白本もまだまだ募集中ですっhttps://t.co/rnzXmcbzoC (リンク先下部に応募情報) https://t.co/srPr2zY47G

— 余白書店 (@YohakuShoten) November 8, 2020





TRANS BOOKs DOWNLOADs
It is now being held!!!! It will be held from Jun 1 to Nov 30,2020(Estimated).


書き込みやシミがあったり、何度もテープで貼ったりしてる本!

読まないけど引き取ってもらえないし、捨てるのは忍びない…という方、結構いらっしゃいますよね。この企画ではそういう読者の個性が出た本を募集してます!この機会に査定会に出して余白本グランプリねらってみませんか📗🏆 #エキマイク https://t.co/3lZKBXQWeT

— 余白書店 (@YohakuShoten) September 30, 2020


「あらためて"バ美肉 "って何だろう?」 9/26(土)21:00〜


第25回 日本バーチャルリアリティ学会 Open Virtual Exhibitionにて、研究発表(ポスター発表)をいたします。
タイトル:「バ美肉おじさん」の構成的理解:バーチャルとフィジカルのズレや隙間を強調する手法の研究
I will make a poster presentation at the 25th Annual Conference of the Virtual Reality Society of Japan.


2020年8月12日(水)19時30分-
内田聖良「バ美肉おじさんメソッド開発ワークショップ」中間発表

4月29日(水)19時30分-
内田聖良の「バ美肉おじさんメソッド」と小宮麻吏奈の「浦島能」プレゼン



2020,3,7 SAT - 3,17 TUE
AT PAPER.11 出版記念展示 at VOU 3F


奥多摩湖

αMプロジェクト2019「αM+」vol.1 国立奥多摩美術館
「国立奥多摩湖 ~もちつもたれつ奥多摩コイン~」

●会期: 2020年2月1日(土)~3月14日(土)
11:00~19:00 <※日月祝休>
●会場: gallery αM(ギャラリーアルファエム)

SICF19 受賞者展 2019.5.1-6 11:00-20:00 @Spiral, Omotesando, Tokyo


「メディア芸術クリエイター育成支援事業 成果プレゼンテーション ENCOUNTERS」
銀座ソニーパーク B3F
2019.3.1[金]ー3[日] 10:00-20:00
[トーク] 3日のみ
↑現状のリサーチとか実験の展示やアドバイザーのお二人と佐々木さんとトークあります!よろしくおねがいします。

 

Selected as Supported Plan, Project to Support Emerging Media Arts Creators 2018. 平成30年度メディア芸術クリエイター育成支援事業に《ちいさいまよい家/ちいさいまよい家のために》(仮)採択されました!

sicftrophy

Won, Judge's Award (Judge: Kao Kanamori), 19th Spiral Independent Creator’s Festival. SICF19にて金森香賞を受賞しました


10月29日(日)~から秋田県立美術館で開催する「あきたの美術 2017」に参加いたします。
10/29(日)~11/5(日)10:00~17:00
県立美術館のWebで会期が一日早くなっておりますが、こちらの秋田文化情報サイトのリンクをご覧ください!

かみこあにプロジェクト2017 、参加しました! 会期:2017年8月5日(土)〜9月17日(日)

2017年3月20日~5月9日 展覧会「凡人ユニットのぼんおどり〜結婚ってなに?〜」 秋田県秋田市BIYONG POINT にて開催しました!
ヤフーニュースに取り上げてもらっています。こちらからどうぞ!



展覧会「凡人ユニットのぼんおどり〜結婚ってなに?〜」 、京都府福知山市 まぃまぃ堂にて開催しました!

2016年8月26日 踊るよ!盆凡BONまつり を開催しました。前半アーカイブ後半アーカイブ

秋田に引っ越しました

2015年6月23日−7月5日  OVER THE IAMAS – イアマスを越えて企画で ♯5 内田聖良 '余白'の使用法 余白書店と道具 展を開催しました。

とうきょうにひっこしました

修士論文 情報化社会における「余白」の使用法 /The usage of ʻMarginʼ in the information society こちらからお読みいただけます。

文化庁メディア芸術祭 第18回 2014年 アート部門 審査委員会推薦作品に《余白書店》が選出されました。



shinbun

余白書店の記事が2014年11月1日の毎日新聞朝刊に掲載されました。

2014年11月1日−24日  若手芸術家・キュレータ支援企画 1floor 2014「またのぞき」に参加しています。


雑誌「SWITCH」8月号 テクノロジー+カルチャー ネ申ラボ ver.2.0 に掲載されました。"明日の天才を捜せ"という若手の注目作家を紹介するコーナーです。よろしければ店頭でご覧になってください。
雑誌「SWITCH」8月号 テクノロジー+カルチャー ネ申ラボ ver.2.0 >>>> http://www.switch-store.net/SHOP/SW3208.html


手垢本募集中!


★2014年2月11日 『としまのふるまい』カンパニーふるまい#2 「ファウンデーション」〜日常をふるまいからひもとく発表会〜 ステージ「価値」に出演します。
「ファウンデーション」の詳細

プロフィール



余白書店 第19回学生CGコンテスト銀賞|Silver Prizeを受賞しました。


AAFのコラムに書きました。お時間のあるときにお読みくださると嬉しいです。よろしくお願い致します。
#26 内田聖良(余白工事の会)


I exhibit and do performance at『FRISE』gallery as bon-jin unit,in Germany ぼんじんユニットがドイツのFRISEギャラリーで展示とパフォーマンスをします! FRISE Gallery


東京シバウラハウスのIAMAS東京展
「一歩さがって、二歩すすむ展」
で、ぼんじんダンスワークショップと、アーカイブ展示をさせていただきました。

ぼんじんユニットの活動ブログ「ぼんじんニュース」


☆★ぼんじんユニットで参加しました!☆★ 西宮船坂ビエンナーレ2012/NISHINOMIYA FUNASAKA BIENNALE 2012 2012年10月20日(土)~11月25日(日)

> ’AUDINARY people UNIT’ 「凡人ユニット」 を結成しました。「日常」や「特別ではない」 、人としての表現や、それらの概念を再考すべく、仕草を取り入れたフィジカルVJデバイスを制作したり、人の動きを取り入れたインスタレーションの制作を行なっています。

>岐阜に引っ越しました。

余白ネットワーク 、活動中。余白ネットワークはAAFに参加しています。




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2012/03/16-03/25 メディア・ジム 道具をつくる身体をつくる Document Media Gym  


内田聖良 機械の言語を身につける
contact Gonzo 能動的滑落としての「山サーフィン」の開発
ROGUES’GALLERY 農民車をつくる

開催期間: 2012年3月16日(金) - 25日(日)15:00 - 20:00 (ただし16日は18:00 - 20:00)
会場: コーポ北加賀屋(大阪市住之江区北加賀屋5-4-12)
料金: 無料
*会場はかなり冷え込みますので、暖かくしてお越し下さい。


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2011/12/03+04+17 メディア・ジム公開ワークショップ— Media Gym : 道具をつくる身体をつくる 

11月1〜3日 展示「ビーオーティー」/小金井アートスポットシャトー2F 記録をアップしました。>>>>字幕なしはこちら

展示に参加していました。 ----”YELLOW ROAD”---- ”ちいさな きいろいもの ”展 @VACANCE ORMORY
日常のアクション(おもにテクノロジーに関するものに対する)の記録をつけ始めました

AAF2011に、秋葉原ネットワークとして参加しています。

2011/6/26(日)シャトー・パフォーマンスアート・マルゴー Château Performance-art Margaux出演しました。 ☆★展示に参加しました。 「装置」@デザイン・フェスタギャラリー ☆★作品の記事 BY DF STAFF KOZUE☆★東京の条件works 新人枠として参加しました。ご来場の皆さんありがとうございました。

セイラのトライ&エラー(blogは更新されていません)

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からしくん