アーティスト、リサーチャー。見過ごされていたり価値がないと見做される物・物語を流通、保存すること、それによって規範を露呈させたり、あり得るかもしれない社会を想像するための作品制作・研究活動を行う。信仰や民話など、市井の人々の生活と密接に結びついた文化に興味がある。
Uchida(she/they) is a conceptual performance artist and researcher. She is interested in distributing and preservation of stories and objects that is regarded as no importance and values. By intervening in the circulation of stories by using everyday distribution services such as Amazon and sketchfab, she try to bend the process of making norms, and to imagine an alternative society.
大地の芸術祭 津南エリア「アケヤマ」にて作品が公開されています。
2024/7/13-11/10
10:00~17:00(10・11月は16:00まで)
料金 [アケヤマ入館料]一般800円、小中学生400円
※期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売
休館 祝日を除く火水定休、冬季
I focus on the creativity that emerges in the face of uncontrollable and marginal situations. In the 20th century, this kind of creativity was recorded by Wajiro Kon(1888-1973) as sketches of barrack huts that were made by the victims, whose houses had been destroyed by fire, began to scavenge what materials they could find after the Great Kanto earthquake in 1923. And from these studies, he started “modernology”.
This creativity is not just seen in objects but also in methods. One is the circuit bending, led by Reed Ghazala(1953-) , which enables not only hackers but also amateurs to transform circuits into something weird (often transformed into musical devices) by short-circuit.
French philosopher and cultural theorist Michel de Certeau (1925–1986) called these creativities as “tactics” that are made by citizens in everyday life to creatively navigate or resist powerful structures (e.g., taking a shortcut through a park rather than following the officially designed street paths), whereas he used the term “strategies”,to describe the organized actions of those in power, such as governments or corporations, who structure and regulate society according to certain rules.
In my work I often research cultures that are created by ordinary people and learn tactics from these and apply them into contemporary society where everyday life has extended to internet space and metaverse space.
For instance, “Marginal Bookstore” is an attempt to re-evaluate and redistribute what capitalism deems “not good” by using Amazon as a vast street or gallery. “Virtual Mementos Association” is a project to share private feelings and memories and to imagine others through anonymous items for those of us, prisoners of “echo chamber”, in a post-internet society where sharing and surveillance have become the same.
Power in the contemporary era also includes algorithms. Just as legends and myths have shaped societal norms over long periods of time, algorithms now control the circulation of stories and words. The more these words and stories are repeated, the more they solidify into “norms” and “laws” that regulate people’s lives. My works are practices of making tactics that allow those of us who don’t conform to navigate spaces dominated by these powerful systems.
私は、周縁的な状況で人々が発揮する創造性に注目している。20世紀、このような創造性は、今和次郎(1888-1973)によって、1923年の関東大震災後に家屋を焼け出された人々が、ありあわせの材料をかき集めて作ったバラック小屋のスケッチとして記録された。そして、その研究から「考現学」が始まった。
その創造性はモノだけでなく、手法にも見られる。 ひとつは、Reed Ghazala(1953-)らが行うサーキット・ベンディングで、この方法では、ハッカーだけでなくアマチュアも、電子デバイスの回路をショートさせることで奇妙なもの(しばしば音楽装置)に変身させることができる。
フランスの哲学者であり文化理論家であるミシェル・ド・セルトー(1925-1986)は、このような創造性を「戦術」と呼び、日常生活の中で市民が強力な構造を創造的に行き交ったり抵抗したりすること(例えば、公式に設計された道を通らずに近道をして公園を通り抜けるなど)を「戦術(tactics)」と呼んだ。一方、政府や企業など、社会を一定のルールに従って構造化し規制する権力者の組織的な行動を「戦略(strategies)」という言葉で表現している。
こうした「戦術」を、市井の人々が作り出す文化を研究することで学び、日常生活がインターネット空間やメタバース空間に拡張された現代社会に応用することが私のアーティストとしての仕事である。
例えば《余白書店》は、Amazonを広大なストリートやギャラリーに見立てることで、資本主義が「悪い」とみなすものを再評価し、再配布する試みである。また、《バーチャル供養講》は、共有と監視が同居するようになったポスト・インターネット社会で、「エコーチェンバー」の虜となった私たちのために、匿名のアイテムを通して私的な感情や思い出を共有し、他者を想像するプロジェクトである。
現代における権力には、アルゴリズムも含まれる。伝説や神話が長い時間をかけて社会規範を形成してきたように、今やアルゴリズムが物語や言葉の流通を支配している。これらの言葉や物語が繰り返されれば繰り返されるほど、それらは人々の生活を規制する「規範」や「法律」として固まっていく。私の作品は、こうした強力なシステムに支配された空間を、そうしたマトリックスに適合しない私たちが自由に行き交うための「戦術」を作る実践である。
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過去 ARCHIVEまた、「AC2」にも、レジデンスで行った個展「バーチャル供養講」のレビューが掲載されています。書き手は奥脇嵩大(青森県立美術館 学芸員)さん。あのホラー映画が引用されていて、びっくり。面白いレビューになっていると思うので、読んでみてください。
— せ (@seee_r) June 16, 2022
下記URLから、DL可。https://t.co/w32GNxrd3O
火曜日までradikoでアーカイブお聞きいただけます。とくに最後の一冊は奥の深〜い余白本でした! あのシミにそんなまさか…😱
— 余白書店 (@YohakuShoten) November 8, 2020
ぜひぜひ📻 2020/11/04/水 14:00- https://t.co/ZQlLwmk4MD
余白本もまだまだ募集中ですっhttps://t.co/rnzXmcbzoC (リンク先下部に応募情報) https://t.co/srPr2zY47G
TRANS BOOKs DOWNLOADs
It is now being held!!!! It will be held from Jun 1 to Nov 30,2020(Estimated).
書き込みやシミがあったり、何度もテープで貼ったりしてる本!
— 余白書店 (@YohakuShoten) September 30, 2020
読まないけど引き取ってもらえないし、捨てるのは忍びない…という方、結構いらっしゃいますよね。この企画ではそういう読者の個性が出た本を募集してます!この機会に査定会に出して余白本グランプリねらってみませんか📗🏆 #エキマイク https://t.co/3lZKBXQWeT
「あらためて"バ美肉 "って何だろう?」 9/26(土)21:00〜
2020年8月12日(水)19時30分-
内田聖良「バ美肉おじさんメソッド開発ワークショップ」中間発表
4月29日(水)19時30分-
内田聖良の「バ美肉おじさんメソッド」と小宮麻吏奈の「浦島能」プレゼン
αMプロジェクト2019「αM+」vol.1 国立奥多摩美術館
「国立奥多摩湖 ~もちつもたれつ奥多摩コイン~」
●会期: 2020年2月1日(土)~3月14日(土)
11:00~19:00 <※日月祝休>
●会場: gallery αM(ギャラリーアルファエム)
SICF19 受賞者展 2019.5.1-6 11:00-20:00 @Spiral, Omotesando, Tokyo
「メディア芸術クリエイター育成支援事業 成果プレゼンテーション ENCOUNTERS」
銀座ソニーパーク B3F
2019.3.1[金]ー3[日] 10:00-20:00
[トーク] 3日のみ
↑現状のリサーチとか実験の展示やアドバイザーのお二人と佐々木さんとトークあります!よろしくおねがいします。
> ’AUDINARY people UNIT’ 「凡人ユニット」 を結成しました。「日常」や「特別ではない」 、人としての表現や、それらの概念を再考すべく、仕草を取り入れたフィジカルVJデバイスを制作したり、人の動きを取り入れたインスタレーションの制作を行なっています。
>岐阜に引っ越しました。
余白ネットワーク 、活動中。余白ネットワークはAAFに参加しています。
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2012/03/16-03/25 メディア・ジム 道具をつくる身体をつくる Document Media Gym
内田聖良 機械の言語を身につける
contact Gonzo 能動的滑落としての「山サーフィン」の開発
ROGUES’GALLERY 農民車をつくる
開催期間: 2012年3月16日(金) - 25日(日)15:00 - 20:00 (ただし16日は18:00 - 20:00)
会場: コーポ北加賀屋(大阪市住之江区北加賀屋5-4-12)
料金: 無料
*会場はかなり冷え込みますので、暖かくしてお越し下さい。
11月1〜3日 展示「ビーオーティー」/小金井アートスポットシャトー2F 記録をアップしました。>>>>字幕なしはこちら
展示に参加していました。
----”YELLOW ROAD”---- ”ちいさな きいろいもの ”展 @VACANCE ORMORY
日常のアクション(おもにテクノロジーに関するものに対する)の記録をつけ始めました
2011/6/26(日)シャトー・パフォーマンスアート・マルゴー Château Performance-art Margaux出演しました。 ☆★展示に参加しました。 「装置」@デザイン・フェスタギャラリー ☆★作品の記事 BY DF STAFF KOZUE☆★東京の条件works 新人枠として参加しました。ご来場の皆さんありがとうございました。
セイラのトライ&エラー(blogは更新されていません)